社員インタビュー#2


辻井 優哉

技術統括部
2020年
新卒入社

最高のプロダクトを創り上げ、教育業界へ革命を起こす

一度きりの人生、自分の人生を何に懸けるのか。

Q、モチベーションアカデミアへ入社された経緯を教えてください。

学生時代の私はいわゆる「勉強はできるやつ」でした。高校は県内トップクラスの学校に進学し、大学は東京大学に進学をしました。勉強の成績で順位が決められるという学校教育において、正直当時は「俺の時代が来たな」なんてことを思っているくらいでした。(笑)
その後、大学院に進学し、日々研究室に籠っては、超伝導体を研究する地味な学生時代を送っていました。
一方で自分の意志で何か行動を起こすといった活動は一切してきておらず、いざ就職活動となると、自分は何がやりたいのかと、とても悩みました。そのため、理系院生のいわゆる王道ルート的な感覚で、研究職に就くのかな、と漠然と考えていたことを覚えています。

そのような感情を持ちながら就職活動をやっていたところ、リンクアンドモチベーショングループ(以下、LMG)という組織コンサルティング事業を中心に展開している企業と出会いました。最初はコンサルかっこいいな、くらいの気持ちで説明会に参加したのですが、その中の一つの法人が「自らの意思をもって人生を切り拓ける人材を創る」というビジョンのもと事業をやっており、まさに自分が悩んでいたことと近いなと、運命的な出会いを感じました。それがモチベーションアカデミアでした。

これからの人生を何に懸けていきたいか、改めて考えた際に、自分と同じように進路やキャリアで悩む人を一人でも救いたい、人生を自らの意志で切り拓ける人材をたくさん輩出したいと強く想い、入社を決意しました。

リンクアンドモチベーショングループが培った技術を活用した「唯一無二」のサービス開発

Q、現在は技術開発統括部のマネジャーをされていると伺いました。どのような想いで、日々仕事をされていますか?

先にもお話した通り、私自身、将来の職業として何をやりたいかを考えずに学生時代を過ごしてきた経緯があります。就職活動のタイミングで悩んだ経験から、もっと中学、高校時から将来を見据えた教育があれば良かったと感じました。
そのため、サービス開発においては、生徒自らが内省し、自分を理解する機会、広い社会を知る機会をつくることにこだわっています。
また、現状の教育では、「親ガチャ」「先生ガチャ」という言葉があるように、子どもに関わる存在の「勘や経験」に依存している現状があります。誰もが質の高い均一な教育を受けられるよう、私たちがグループで大切にしているモチベーションエンジニアリングの技術を用い、実効性・再現性のある教育の仕組みを創ることを意識しながら技術・商品開発にあたっています。

Q、具体的にどのような開発を行っているのですか?

モチベーションエンジニアリングとは、LMGが独自に開発をした技術です。「診断技術」と「変革技術」で構成されています。このグループ共通の型となる技術を活用して、18歳以下の多感な時期を過ごす子どもたち向けの商品サービス開発にあたっています。
まずは、診断技術です。BRIDGE(ブリッジ)という個人の診断ツールとパルスサーベイというものを開発しています。BRIDGEはLMGですでに開発をされているもので、数十個の質問項目に回答することで、その人の「ポータブルスキル」と「モチベーションタイプ」を把握できるというものです。ポータブルスキルは、学習や部活動などの課題に向き合う力、自分を律する力、人と向き合う力など、生活のあらゆる場面で必要な力を指し、診断により、その人の強みや弱みを明らかにします。モチベーションタイプは、人それぞれのやる気の源泉を分類し、モチベーションのポイントを明らかにする項目です。また、パルスサーベイとは毎週の生徒の状態をチェックする質問を設定し、定点観測を行うものです。これにより、コーチが適切に生徒のコンディションを把握できるようにします。

次に、変革技術の一番の特徴は、コーチからの声掛けや目標設定を、個々のタイプに合わせて設計することです。LMGの社会人向けの組織コンサルティングで培った研修プログラムを、中高生向けに展開しています。これにより、学校生活や受験において使える力を育成しています。

これらを生成AIも活用しながら、データに基づく適切な診断、そして診断結果に基づく最適な変革コミュニケーションのレコメンドまでできるようにする技術を開発したいと考えています。これをアイカンパニークラウドと呼んでいるのですが、現在はこの技術・サービスの開発に向けて本格的に動き出しています。

Q、とても素晴らしいビジョンですね。技術開発を進めていく中で手応えや難しさを感じられる点はありますか?

手応えについては、2024年に、経済産業省との検証事業の一環で、『ジブンドライブ』という半年間のキャリア教育プログラムを実施したことが挙げられます。このプログラムのゴールは、生徒が自分の目指す姿を言語化し、1年後、3年後、5年後のマイルストーンを設定することです。プログラム終了時には、中学1年生でも、自らのビジョンを、自分の言葉でイキイキと語ってくれるなど、期待以上の変化、成長が見られました。まだまだ技術開発の途中ではありますが、自身が開発したプログラムを通じて、生徒の変化を実感できる時が手応えを感じる瞬間です。

難しさとしては、生徒一人ひとりの人生やキャリアを自ら創り上げる支援をする中で、外から「正解」を提供できないことです。生徒のポテンシャルや性格、生徒を取り巻く環境など、多くのコントロールが難しい変数を考慮する必要があり、この点は、開発において非常に難しいです。優秀なコーチや人材が絶妙なバランスを取って形作ってきたものをどう標準化するかが重要で難しい課題です。この難しさに日々頭を悩ませていますが、可能な限り再現性を担保できるよう、今後も邁進していきます。

「勘や経験」に依存した教育から、「実効性・再現性」の伴った教育を全国へ。

Q、今後のご自身のキャリアプランについてどのようにお考えですか?

私個人としては、自分の進む道や、どう社会と関わっていくのかを考える機会が中高生やその後の年代で圧倒的に不足していることが課題だと思っています。その課題を解決するため、今取り組んでいるプロダクトに全力を注いでいます。また、そういったプロダクトの開発の後は、技術をいかに広めていき、より多くの教育実践の場で活用されるか、ということにもこだわりを持ちながら進めていきたいと思っています。

Q、最後に今後のサービス開発のビジョンを教えてください。

モチベーションアカデミアは、自らが運営する学習塾を「LABO(独自の教育メソッドを開発し、提供する実験工房)」として捉えています。そこで最高のプロダクトを創り上げ、他の場所でも展開していきたいです。公教育、特に学校は、生徒が長い時間を過ごす場所なので、ゆくゆくは、そこにサービスを届けることが目標です。個人的には、キャリア教育やコーチングプログラムを幅広く展開することに思い入れがあります。
今は専属の社員や志のあるインターン生が頑張ってくれていますが、将来的には他の仕事をしながら副業としてコーチをやる方や、退職した先生もコーチとして参加できるようなシステムを創りたいと考えています。幅広い視点を得られるとともに、多くの大人が持つ教育への思いを今の学生に届ける機会を創ることが理想です。そのためにも、属人性から脱却し、コーチングの仕組みを形にし、社会に広く返還していきたいです。
 
経産省のプロジェクトでも話しましたが、自分のビジョンを言語化する機会は中学高校ではほとんどありません。将来の職業や社会のあり方を考える機会を提供し、自分なりの正解を創り出せるようにサポートしたいと思っています。私自身も中学高校時代にこういう時間があればと思うようなものを創り、日本全国に広げていきたいです。


―Interview 社員インタビュー

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